平岡代表の日記

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2012.05.10
1-2
 

 1-2。ホッケー男子、ロンドンオリンピック世界最終予選決勝戦、日本vs 南アフリカの結果だ。男子ホッケー界悲願の44年振りのオリンピック出場の夢は叶わなかった。

 この1点差が結果どおりの僅差なのか埋めようのない差なのかどうか、私には客観的には分からない。ただ、予選リーグの結果(日本が1位)、何より直接の対戦、常に日本がリードしながらの3-3で引き分けという結果からすると僅差に違いない。そして、試合終了の瞬間、狂喜乱舞するスタッフを含めた南アフリカチームの姿を見ればその感を強くした。

 ならば余計に悔やまれてならない。背水の陣で取り組んだ最終予選開催地岐阜での1年合宿。外人監督の登用。首切り、監督交代。7度の海外遠征…。他のベストな手段方法は無かったのか。これらは日本協会の反省・検討課題として取り組むべきとして、私の立場から言えることは…。 今となっては言い訳がましくなってしまうが、海外遠征や国内の主要な大会が迫ってきた7月の終わりではなく、1年合宿の始まった昨年4月にトレーニング指導依頼あれば…。 肉体作りの結果は1点差を埋めるべく作用したに違いない。サプリメントを含めた食事の充実についても、都度アドバイスしたが、予算的なこともあり100点満点とは言えなかった。今大会時の宿泊のホテルや食事もどうだったのか。 1日置きの計6試合。競技の苛酷さを考慮すればその間の休養・栄養状況はパフォーマンスを大きく左右する。少なくとも、前日に連続出場を決めた女子とは差があったようだ。これなども先日も触れた負のスパイラルの一端か。

 試合終了直後、グランドにひれ伏し泣き崩れた選手達。一年間全てを犠牲にしてこの予選にかけてきた彼らの悲痛な姿。何とも表現しようのない感情におそわれた。

 数時間後、お祝いならぬ反省・検討の残念会兼1年合宿の解散会。スタッフ・選手のみで行われたのだが、こうした酒席はこの1年間で初とのこと。涙を見せる選手もいたりで文字通り残念会だったが、本音をぶつけあい少しは悔しさを発散出来たかも知れない。何より、大半の選手の競技人生は今後も続く。一から体を鍛え直して頑張ると私に決意表明する選手もいたりで安心した。

 早速、日本リーグが開幕するから息つく暇もないが、今回の失敗経験を今後の練習や試合で活用し、48年振りのオリンピック出場を果たしてもらいたい。私も要請あれば私自身の屈辱を晴らすべくお手伝いしたいものだ。