新井引退
優勝へのカウントダウン段階だったとは言え、シーズン中の突然の引退表明だった。
惜しまれての引退、選手冥利に付きる最高の引き際と言える。
一番の理由はモチベーションの完遂だと思う。
元々、プロ入りしたことさえ目標以上。以後一軍入り・レギュラー獲得・ホームラン王・打点王・2000本安打達成・MVP・・・数々の想定外の偉大な実績を積み上げてきた。
以外にも一流選手の証であるFA移籍や日本プロ野球選手会の会長にもなったし、願望していた優勝も実現させた。それも3年連続して。
家族とゆっくりし、平穏な生活をしたいという希望以上の選手としてのモチベーションはもはやない。
今からの人生の方がプロ野球人生よりも長いのに趣味も事業欲もないし、指導者願望もない。もっとも一生生活に困ることはないのだが。
ある時引退後の話題になった。
「サウナに入って酒を飲んでゆっくり寝る。子供の送り迎え。家族とゆっくりする。以上」
とのことだった。
希望どおり、しばらくはゆったりとした生活を満喫するといい。
希望はなくても周りは許してくれない。近い将来に監督としてグランドに帰って来ることになるに違いないのだから。
お疲れさん!

スポーツ紙一面に号外


テレビは直ぐに特番。私もテレビだけで5回もインタビューを受けた

まさか新井が・・・2000本安打達成時の私の寄稿手記
以降も実績でファンにとって「裏切り者から『神』の域に」